2024年公演のお知らせ
*申込受付中*
「都一中シンポジオン シーズン13」
おかげさまで都一中シンポジオンは第13シーズンを迎えます。
今シーズンのテーマは「浮世絵に観る三味線音楽」(全6回)です。
江戸時代(1603〜1867)の庶民は広い意味でのブルジョワジーでした。豊かで柔らかい心による豊かな経済力でほとんどの人に芸術を楽しむゆとりが生まれました。その庶民の優れた感性によって生み出された美術は浮世絵であり音楽は三味線音楽でした。
シーズン13は浮世絵を観ることで聞こえてくる音楽を、浄瑠璃を語り三味線を弾く体験を通して皆様と楽しみたいと思います。
【日時】
第一回 7/16 (火) 渓斎 英泉
ゴッホの作品「花魁」は渓斎英泉の作品を模写したことで有名ですが、その英泉には一中節の曲名をそのままタイトルにして、実際に三味線を稽古している花魁を描いた作品が数多くあります。
第二回 8/28 (水) 葛飾 北斎
1998年に『ライフ』が企画した「この1000年間で最も偉大な業績をあげた世界の100人」に選ばれた北斎は、どんな音楽に親しんでいたのかを考察します。
第三回 9/18 (水) 歌川 広重
ゴッホやモネに多大な影響を与えた広重の描いた風景から垣間見える、当時流行していた様々な三味線音楽の名曲の世界をご紹介します。
第四回 10/16 (水) 喜多川 歌麿
歌麿の美人画の魅力は何よりもその醸し出す風情にあります。そしてそこには必ず三味線の音楽がありました。その響きは描かれた美人たちの心の奥の響きのように思えてきます。
第五回 11/19 (火) 鈴木 春信
当時の知識人をパトロンとし、彫師、摺師との緊密な協力によって、浮世絵というとまず思い浮かべる木版多色刷りの錦絵の先駆者となった、春信の作品からは、可憐で繊細な三味線が聞こえてきます。
第六回 12/11 (水) 北尾 政演(まさのぶ)
狂歌師として活躍した太田南畝(おおたなんぽ)に絵師としての才能を認められた政演が、自ら三味線音楽をも極めようとしていたと曲亭馬琴が書いています。その作品世界は三味線音楽なしではありえないくらいです。
18時~受付 18時半開始 21時ごろ終了
【場所】新宿京懐石 柿傳 6階 古今サロン
【会費】各回12,000円(税込) 縁高弁当付き(飲物別途)
※今シーズンより会費を12,000円に改定させていただきます。
お申込み締め切りは前日の15時です。
満席の場合は予告なく締め切らせていただきますのでご了承ください。
開催日の前日15時以降はキャンセル料が発生いたします。ご了承くださいませ。
(前日15時 30% 当日100% 連絡なし100%)
◇お申し込み・お問い合わせ◇
新宿 京懐石 「柿傳」
Tel: 03-3352-5121
Fax: 03-3350-5111
Mail: mail@kakiden.com