都一中音楽文化研究所

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2025年公演のお知らせ


*申込受付中*

「都一中シンポジオン シーズン15」

おかげさまで都一中シンポジオンは第15シーズンを迎えます。

今シーズンのテーマは「音楽で観る蔦屋重三郎の世界」(全6回)です。

傑出した出版業者・蔦屋重三郎が手がけた『吉原細見』には、五代目都一中が江戸を代表する音楽家として名を連ねています。蔦屋が見出した写楽は歌舞伎役者を数多く描き、常磐津節は歌舞伎の音楽として隆盛を極めます。今回は蔦屋重三郎の世界を音楽で実感していただきます。  

皆様のご参加をお待ちしております。


【シーズン16開催日】

第一回 7月18日(金)
常磐津「関の扉(せきのと)」  

舞台上で繰り広げられる廓の華やかな駆け引き。当時の人々が憧れていた廓での男女の華麗な駆け引きが、これほどリアルに体験できる歴史的資料が他にあるでしょうか。実と嘘との機知に富んだやり取りの中に、本当の人間の真実の心を感じとってください。

第二回 8月21日(木)

常磐津「戻駕籠(もどりかご)」

東西の二大遊郭、江戸の吉原と京の島原。その遊び方の違いを、東の与四郎、浪花の次郎作という二人の遊び慣れた粋な駕籠かきが、語り合うという趣向の曲です。ゆとりと優しさに溢れた江戸の庶民の豊かな生活が、廓遊びのリアルな気分の中に感じられます。

第三回 9月29日(月)

一中節「廓の寿(くるわのことぶき)」  1       

蔦屋重三郎の活躍の場であった吉原を、詳細に音楽で描いた一中節「廓の寿」。洗練に洗練を極めた遊び心の神髄を、音楽で実感していただければ、吉原の真実の姿に畏敬の念を抱かない方はいないのではないでしょうか。

第四回 10月29日(水)

「廓の寿(くるわのことぶき)」  2      

目を見張る花魁の美しさ、そこに聞こえてくる心華やぐ音楽。まるで夢の世界にいるようですが、それが全盛期の吉原の現実だったということをこの曲は証明しています。音楽というのは、元々その時代の人々の偽らざる本音の感情によって成り立っているものだからです。

第五回 11月25日(火)

一中節「松羽衣(まつのはごろも)」

吉原の男芸者として当時最高の音楽家であった、五代目都一中と初代菅野序遊。吉原の裏も表も知り尽くした二人の芸術家が描く、偽りの片鱗もない天人の世界。遊びの道を極めた末にしか到達できない、真に清廉高雅な世界をお楽しみください。

第六回 12月17日(水)

常磐津「吉田屋(よしだや)」

廓遊びにのめり込みすぎて勘当されてしまった富豪の若旦那、藤屋伊左衛門。しかし、遊郭吉田屋の主人夫婦と、最高位の太夫夕霧は、落ちぶれ果てて一年振りに訪ねて来た彼をあたたかく迎えます。人の心の優しい真実にあるれたこの曲こそ、江戸時代の廓の真実を最もよく表している名曲です。

【時間】18時~受付 18時半開始 21時ごろ終了

【場所】新宿京懐石 柿傳  6階 古今サロン
【会費】各回12,000円(税込) 点心付き(飲物別途)

お申し込み締め切りは、前々日の17時です
満席の場合は予告なく締め切らせていただきますのでご了承ください。
開催日の前日15時以降はキャンセル料が発生いたします。ご了承くださいませ。
(前日15時 30% 当日100% 連絡なし100%)

お申し込み・お問い合わせ

新宿 京懐石 「柿傳」
Tel: 03-3352-5121 
Fax: 03-3350-5111
Mail:  mail@kakiden.com

皆様のご参加をお待ちしております。



*申込受付中*

一中節演奏会「都一志朗の会」

一中節都派において長年修行を積み、豊かな経験を重ねた演奏家の方々の芸を、研究所会員の皆様に是非ご紹介したく、下記のような演奏会を新しく企画いたしました。夏の盛りではございますが、都一志朗さんの爽やかな音色に、ひととき暑さを忘れていただけたら嬉しいです。皆様のおいでをお待ちしております。


研究所会員様はご優待価格となります。

下記のフォームよりお申し込みください。

【日時】2025年8月8日 午後5時半開場 6時開演(7時~懇親会)

【場所】新宿 京懐石 柿傳 安与ホール

【出演者】都一志朗(三味線) 都了中(浄瑠璃) :都一中(解説)
【曲目】「松羽衣」

【参加費】研究所会員 演奏会:4,000円(税込)

                  一般:演奏会5,000円(税込)
お食事付は+12,000円(税込)

【定員】演奏会:80名 お食事:40名


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お申し込みをお待ちしております。

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