都一中音楽文化研究所

日本の音楽の学校(全8回)

文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の助成を受け、「日本の音楽の学校」動画を制作しました。都一中が日本の音楽の特性についてわかりやすくお話しし、要所で三味線の演奏をするものです。

4月9日(金)から毎週金曜に1回ずつUPしていきます。どうぞご覧ください。


《公開予定日》
4月9日  1  音階① 日本でいちばん古い「民謡音階」
 16日  2  音階② 外国から来た「律音階」
 23日  3  音階③ 三味線音楽の主流である「都節音階」
 30日    4  音階④ 沖縄で発達した「琉球音階」
5月7日  5  リズム  強弱リズムがない日本の音楽 
 14日  6  ハーモニー ハーモニーがない日本の音楽
 21日    7  楽譜 楽譜に頼らない日本の音楽
 28日    8  構成要素  日本の音楽の構成要素   


1 音階①

日本でいちばん古い「民謡音階」
いくつかの音階の中で、「民謡音階」は日本でいちばん古くからある音階です。


Musical Scale 1 : The Minyō Scale

Japan’s Oldest Minyō Scale
Of several scales, the Minyō Scale is Japan’s oldest.


2 音階②

外国からきた「律音階」
雅楽が日本に入ってきて、初めて日本人が親しんだのが「律音階」です。日本の国歌『君が代』は律音階でできています。外国からきた雅楽の音階を使うと、オフィシャルな感じを受けます。

Musical Scale 2: The Ritsu Scale

The Ritsu scale was brought to Japan with Gagaku music. It was new to Japan. “Kimigayo,” our national anthem, uses the Ritsu scale, which gives it an official touch.


3 音階③

三味線音楽の主流が「都節音階」です。「都節音階」は、三味線が外国から入ってきて初めて日本にできた音階です。楽器だけが入ってきて音楽は入ってこなかったという点が、三味線の特徴です。


Musical Scale 3: The Miyako-Bushi Scale

The miyako-bushi scale, the predominant type of shamisen music, was created in Japan after the introduction of shamisen from abroad. Only the instrument was introduced, but not the music.


4 音階④

「琉球音階」は沖縄で発達しました。言語の成立と音階の成立は非常に似ています。音楽のすばらしさがわかると、その 民族の考え方のすばらしさもわかります。三味線音楽には出てこない「琉球音階」 を解説します。


Musical Scale 4: The Ryūkyū Scale

The ryūkyū scale was developed in Okinawa. The formation of language and the formation of musical scales are very similar. Understanding the beauty of music leads to the understanding of its people. I will explain the ryūkyū scale, which does not appear in shamisen music.


5 リズム

日本の音楽には、西洋音楽でいうところのリズム、メロディ、ハーモニーはありません。日本の音楽には強弱リズムがなく、あるのは春夏秋冬のような大きなリズムです。


Rhythm

Japanese music has no strong or weak rhythms, so it does not have the rhythm, melody or harmony found in Western music. The rhythm in Japanese music takes larger forms, such as with spring, summer, autumn, and winter, which flow naturally to embrace the people.