■都一中音楽文化研究所主催 第二回演奏会「一中節稀曲の会」
大変好評のうちに終了させていただきました。ご来場いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。
平成26年12月23日(天皇誕生日) 午後2時開演(午後1時30分開場) 紀尾井ホールにて
十二世都一中は1991年に襲名いたしましたが、十一世都一中から教えを受けたものの公開演奏をしていない名曲が数多くございます。襲名から25年あまり経て、これらの名曲を発表する決意を固め、今回「一中節稀曲の会」を開催する運びとなりました。
これらの稀曲は初代都一中の草創期の曲であり、近年ご披露しているあまたの曲のルーツが詰まっております。十二世都一中が25年真摯に一中節に取り組んでまいりましたことで、それらの稀曲の中に脈々と流れる一中節の魂や原点を感じ、現代に通じる魅力を最大限に引き出し、今後少しづつご披露してまいる所存でございます。 今回の演奏曲のテーマは天皇、姫、庶民、三様の恋。 用明天皇道行 「日の本の深き恋路の鏡なる」と詠われた用明天皇の恋。 用明天皇は聖徳太子の父君。天皇でありながらも仏教に深く帰依された勇気と、仏教への帰依ながらも日本の神を祀ることも続けられた崇高な見識は、後の豊かな日本文化を生む心のよりどころとなりました。 花照姫道行 「世はみな恋のひとなかれ」と詠う、美しくも凛とした姫の恋。 萬屋助六道行 「恋と菩提を引き分けて 道はふたすじなきものを」と、音楽により時空を越え、仏陀の悟りそのものを直に感得した初代都一中の喜びを、助六という一庶民に託すことにより、私たちの心に届きます。 それぞれ魅力にあふれ、真の心の優しさのみが持つ高い品格を持っている稀代の名曲でございます。天皇の誕生日である佳き日に開催でき、皆様とともにお祝いをさせていただけることはこの上ない喜びと思っております。 皆様のご参加を心よりお待ちしております! 【開催概要】 平成26年12月23日(天皇誕生日) 開演 午後2時(午後1時30分開場) 入場料 5,000円 全席自由席 【開催場所】 紀尾井ホール 東京都千代田区紀尾井町6-5 【お申し込み・お問い合わせ】 都一中音楽文化研究所 info@itchu.jp 参加希望者は、以下を明記のうえ上記メール宛にお知らせください メールタイトル:一中節稀曲の会参加 ①氏名 ②電話番号 ③参加人数 ④チケット送付先住所(郵便番号も合わせて記載ください) 締切:満員になり次第締め切ります ※頂いた情報は、本会の実務・運営のみのために利用し、その他の目的には利用されません。 また収集した情報につきましては、適切な管理の後、本催事終了後適切な方法にて処分いたします。